加工材料 | 加工技術 |
加工材料
鉄
- 1.他の金属と比べて強いうえに加工しやすい
- 2.板厚の種類が豊富
- 3.価格が安い
また、加工処理の後のメッキ処理が多種多様に出来ることも特徴です。
ボンデ鋼板 | 塗装性を向上させるため、電気メッキによって表面に亜鉛をつけた鋼板です。 傷ができた場合でも、亜鉛は鉄より腐食しやすいので、亜鉛が優先して 腐食されることで鉄の腐食を防ぐ効果があります。 |
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ZAM鋼鈑 | 亜鉛-アルミニウム6%-マグネシウム3%のめっき層を持つ新しい溶融めっき鋼板です。 めっき層に含有されるMgとAlの効果により、時間の経過とともに緻密で付着性の強い保護被膜がめっき表面に形成され、これがめっき層の腐食の進行を抑制するため、優れた耐食性を発揮します。 |
ガルバリウム鋼鈑 | アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成るアルミ亜鉛合金めっき鋼板です。 アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりも、さらに耐久性に優れ、あらゆる用途に対応できる画期的な鋼板です。 |
黒皮熱延鋼板 | 黒皮は、鉄材が熱間圧延された時に生じた酸化鉄の皮膜で、これを酸洗したものが黒皮材です。 素地の鉄より比較的錆に強いですが、設置場所や用途に応じて仕上げのコーティングが必要です。 |
アルミ
- 1.軽量で耐食性が良い。
- 2.被削性が非常に良い。
- 3.加工に優れており、押出形材などを製造可能。
見た目も美しく自然発色や電解着色などによっても色をつけることが出来るため、デザイン性が求められる分野にも利用されます。
生地 | アルミは大気に晒すと、表面に薄い酸化皮膜を作ります。この皮膜でアルミの表面を保護し、腐食を防ぐ働きをします。しかし、この酸化皮膜はステンレスの皮膜と違い、強度もなく壊れやすいものです。そこでこの皮膜を人工的に厚く強固にしたものが「陽極酸化皮膜」と呼ばれるものです。 |
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アルマイト | アルミニウムの耐食性や耐摩耗性を向上させること、また着色して装飾を目的とすることができる表面処理です。蜂の巣のような六角柱のセルの集合体で、それぞれ中心に微細な孔があるので、高硬度であるのに加え吸着性が強く、容易に染色を施すことが出来ます。 |
ステンレス
- 1.耐食性に優れている。
- 2.機械的特性を持ち、強度や靱性が優れている。
- 3.接合手段の選択肢が広い。
高温の大気中にさらされると、酸化によって変色します。そして、ステンレスは様々な表面の仕上げが可能で切削の肌もきれいに仕上がります。
ヘアライン | 表面を単一方向に髪の毛のように細かいラインをつける仕上げを施しています。 磨き仕上げのような光沢がないので、金属的な質感を強調する効果が生じます。 |
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2B | 冷間圧延後、熱処理、作戦した2D仕上材に、適当な光沢を与える程度の軽い冷間圧延を施したもの。 |
#400 | 2B素材を400番バフによって研磨仕上げを施しています。 光沢があるので成果物に対してピカピカ感を出したい時、ゴージャスな高級感を演出できます。 |
バイブレーション | 多軸水平研磨により、無方向のヘアライン仕上したもの。ソフトな風合いが特徴です。 |
鏡面 | 細かい粒度の研磨剤で研磨した後、鏡面バフにより研磨したもの。 文字通り鏡のような、光沢のある美しい仕上がりです。 |
その他
チェッカープレート | 縞鋼板とも呼ばれ、溝ブタや足場などに使用される、表面に滑り止めの突起が付いている鋼鈑です。 |
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パンチングメタル | 金属の板をパンチングブレスの金型で穴あけ加工した板。耐久性に優れ、エアフィルター、機械カバー、間仕切りなど、さまざまな用途に使用されます。 |